腰サポーターのデメリット5選|使い方と選び方のポイント

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腰痛はサポーターをしたほうが良いのか。これは痛みの度合いにもよりますが、結論からいうと、腰痛のときはサポーターをしたほうがいいです。腰サポーターは、仕事や家事、スポーツなどで腰に負担を感じた時に、腰に巻けば痛みを軽減し、心身ともにラクになる頼もしい存在です。

1つはせめて持っておきたいところ。

しかし、腰サポーターには便利な反面、注意しなければならない点もいくつかあります。今回は、腰サポーターの代表的なデメリットを5つ紹介し、それらを避けるための使い方や選び方のポイントも解説していきます。

サポーターに頼りすぎないようにしたい方、どの製品を選べばいいのか迷っている方にとっては参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

腰サポーターのデメリット5選

筋力の低下

まず、1つ目の腰サポーターのデメリットは、筋力の低下。腰サポーターを使いすぎると、腰が周りや体幹の筋肉に頼らずサポーターに頼るようになり、筋力が低下する可能性があります。

つまり、腰回りの筋肉や腰回りに連動する筋肉が「サポーターがあるからいいよね」とサボるようになるのです。筋肉はサボると弱っていきます。

なので、筋力が低下すると、サポーターを外した時に腰への負担が増すリスクがあります。

血行の悪化

腰痛がひどいと苦しくなるぐらいサポーターをギュッと締め付けたくなります。でも、サポーターは締め付けすぎると、血流が悪くなることがあります。

血流が悪くなると、血行が滞り、冷えやむくみにつながってしまいます。

依存のリスク

腰痛のときにサポーターをすると動けるようになるので安心します。でも、着用し続けると、「サポーターなしでは生きていられない!」と依存してしまうような感覚になってしまいます。

サポーターに依存してしまうと、今度は根本的な腰痛の改善が難しくなってしまうのがサポーターのデメリットです。

コストがかかる

腰サポーターの相場は、5,000円〜10,000円。これをデメリットと捉える方もいるでしょう。

また、腰サポーターは消耗品と思っておいたほうがいいので、ダメになったらまた新たに購入するというコストがかかります。

不快感

腰サポーターはたしかに腰を支えてくれ、腰痛を軽減してくれますが、本来はいらないものですよね。なので、どうしても腰にサポーターがあるという不快感が取れないことがあります。

人によっては腰回りに汗をかいたり、時には蒸れたりしてしまうため、肌に違和感を覚える方もいます。長時間締め付けることでストレスになってしまう場合もあります。

腰サポーターで腰痛が悪化してしまう3つの原因

まれに、「腰サポーターを使ったら逆に腰痛が悪化してしまった!」なんていうケースがあります。それはなぜでしょうか?

主に3つの原因があります。

着脱時の落差による勘違い

腰サポーターをつけたことがある方なら分かると思いますが、腰痛のときに腰サポーターをつけると痛みは和らぎます。でも、腰痛が治るわけではないので、外すとまた痛いわけです。

この装着しているときとサポーターを外したときの痛みの落差で「あれ?なんか余計に痛くなった気がする」という勘違いを起こしてしまうことがあります。

正しい装着ではない

腰サポーターは正しく装着する必要があります。装着方法が違ったり、締め付けるポイントが違ったりするとサポーターの正しい効果は得られません。

間違った付け方でつけているとかえって腰痛が悪化してしまうことがあります。

過信による姿勢の悪化

「おっ!いい感じ!」とサポーターを締め付けてこう思えるのは嬉しいことです。でも、だからといって重たいものをたくさん持ったり、腰痛なのに激しい運動をしたり、無理な姿勢で作業をしてしまうとかえって腰痛が悪化することがあります。

腰が痛いときは姿勢や動きに気を遣いますよね。でも、サポーターをして痛みが和らぐと自分の姿勢や動きに気を遣わなくなってしまいます。

腰サポーターの効果的な使い方

では、腰サポーターはどのように使うのが効果的なのかということについて触れていきたいと思います。

正しい装着時間やタイミング

まず、正しい装着時間。腰サポーターは1日何時間つけたほうがいいのかというと、症状によって様々です。本当に動けないくらい腰が痛い人は装着時間が長くなると思いますし、腰が痛み出した人が1日つけることはないですよね。

予防で腰サポーターをつける方もいるでしょう。

正しい装着時間は人それぞれですが、腰が痛いときや不安なときは精神的にラクになるためにもサポーターはつけたほうがいいです。

腰痛経験者なら分かると思いますが、腰が痛いとなにもやる気が起きなくなるので、まずメンタルが削られます。でも、1日どよ〜んとした気分で過ごしたくないですよね。

だったら、腰サポーターをつけてラクになったほうが精神的にもいいです。

ただ、目安として、どれだけ痛くても連続して2,3時間つけ続けるのは身体にもストレスになるので避けたほうがいいでしょう。

辛くても少し歩く

腰痛が本当にひどいときは歩けません。ぎっくり腰になったときなんて、それはそれはもう動きたくありません。

でも、どんな症状でも時間が経つと徐々に痛みが和らいでくると思います。痛みが和らいできたら、せめて家の中だけはサポーターを外してゆっくり歩くようにしましょう。

いわゆる、リハビリをしたほうがいいです。そうしないと、本当にサポーターが手放せなくなってしまいます。

痛みがマックスのときはサポーターをつけて、痛みが和らいで来たらなるべく装着していない時間を増やしていく

身体のリフレッシュは必要

腰痛でサポーターをつけていても身体のリフレッシュは必要です。仮にサポーターをつけて1日過ごしても意外と身体は疲れているもの。

やはり、腰サポーターに頼るときと頼らないときのメリハリはつけましょう。

例えば、テレビを観ているときはテレビに集中するので、比較的腰の痛みは忘れることができますよね。そんなときは、腰サポーターを外して身体のリフレッシュをさせたほうがいいです。

腰サポーターを選ぶときのポイント

では、腰サポーターのデメリットも考えたうえで選ぶときのポイントを解説します。

ベストポジションが見つかるまで何回も付け直す

ぜひ覚えておいていただきたいのが腰サポーターには

  • ベストポジション
  • ベスト締め具合

が人それぞれあるということ。これはどんな腰サポーターやコルセット、骨盤ベルトにもあります。

自分なりのベストポジション、ベスト締め具合が見つかると、「おっ!いい感じ!」と思わず声で出てしまうほど気持ちよく感じます。

なので、そのベストポイントが実感できるまでは何回も付け直すことをオススメします。

正しくサイズを選ぶ

腰サポーターには必ずサイズがあります。このサイズが自分に合っていないとサポーターの効果は出ません。

むしろ、フィットしていないと骨に当たったり、皮膚が挟まったりして痛いです。

ただ、サイズはけっこう難しい。

その理由については別の記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

サイズ間違いはよくあることなので、もし腰サポーターを購入する際は、サイズ交換が無料でできるものが良いでしょう。